‘C++’ タグのついている投稿
MinGW に GCC 4.4.0 を導入する
2010 年 8 月 31 日 火曜日
libiconv で文字セット自動認識

2010 年 3 月 3 日 水曜日
ご無沙汰ぶりです…。
以前、wchar_t はどうにも使い物にならないからどうしよう、といった記事を書いたのですが、その続きのお話です。
表題の通りで、 libiconv を用いて文字セットを自動認識する処理のサンプルを書いてみました。詳しい経緯はTicket 内で逐次コメントしています。
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頼りなさげな wchar_t

2009 年 7 月 25 日 土曜日
otoco に限らず、 PC 上で動作するプログラムの多くは、テキストを処理することを目的の一部またはすべてとしています。 otoco の場合は特に、どこの誰とも分からない人が MML を書き、それを読み込んで XML やら SMF やらオーディオやら楽譜やらに変換することを目的としているので、どこの誰が MML を (あるいは XML を直接) 書いても問題なく処理できるよう、文字セットの扱いには丁重でなければなりません。
当初の方針として、 otoco では内部コードに Unicode を使用し、その物理型は wchar_t で扱うつもりでいました。この辺、C/C++ でのクロスプラットフォーム開発に慣れていないと陥りやすい罠であるように思うのですが… 現状の wchar_t ははっきり言ってクロスプラットフォーム開発には向いていないものといわざるを得ないようです。
とりあえず確認しているのは Windows の VC++ 2008 と Linux の gcc だけなのですが、それだけでも調べた限りで以下のような相違点がありました。
Ubuntu への Boost セットアップとバージョン間差異の問題

2009 年 7 月 23 日 木曜日
Boost ライブラリの Ubuntu へのインストールは容易でした。単に libboost-dev パッケージを aptitude install してあげるだけです。
問題は、前回も書いた通り、 apt からインストールできる Boost のバージョンは通常で 1.34.1、最新のものを選んでも 1.37.0 になってしまう、ということです。
そこで、 otoco の開発に影響する範囲で、バージョン間にどの程度の差異があるのか、調べておくことにしました。
とりあえず今思いつくのは正規表現まわりだけだったのでまだそこしか調べていないのですが (空文字列マッチは何気に影響範囲大きそうですが…古いバージョンで統一しておけばとりあえず問題にはならないかな…)、実際に開発が進めば利用範囲が広がり、都度気づく部分も増えていくかもしれません。上記ページはその都度更新して行く予定です。
なおも boost セットアップ調査中…。

2009 年 7 月 16 日 木曜日
昨日、一昨日はメインの仕事の都合で朝が早かったので、こっちの作業はちょっと pending してました。
cl.exe コマンドを直接呼んでビルドする方法については調査完了しました。必須オプションが何気に多いですね…。実際にはあれに最適化オプションなりデバッグオプションなりがくっつくことになります。
で、今度は Ubuntu でのセットアップを調べているのですが、ここで問題発覚。どうやら Ubuntu での boost ライブラリのメインバージョンはまだ 1.34.1 で止まっているようです…。もしかしたら Debian を始め、多くの Linux ディストリビューションにおいても同様の状況なのかもしれません。当初は最新の 1.39.0 を利用する予定でしたが、事実上の汎用性が損なわれる可能性もあるので (さすがにライブラリを手動でインストールしてくれ、とやる訳にもいかないですからね…)、互換性を確認しつつ、バージョンについては考慮しなければならないかもしれません。
インストールして動かして、というあたりはまだこれから調査するところです…。
Windows で Boost セットアップ

2009 年 7 月 13 日 月曜日
Windows 環境で Boost ライブラリをセットアップしてみました。明日は Linux 環境でもセットアップを行い、技術メモとしてまとめる予定です。
で、せっかくなので、試しに簡単なサンプルを作って動作確認をしてみました。
#include <iostream>
#include <fstream>
#include <string>
#include <boost/regex.hpp>
using namespace std;
using namespace boost;
void escapeHtml(const string &src, string &modified);
int main(int argc, char* argv[])
{
for (int i = 1; i < argc; i++)
{
ifstream fin(argv[i]);
if (fin.bad() || fin.fail())
{
cerr << argv[0] << ": Can't open " << argv[i] << "." << endl;
continue;
}
while (!fin.eof())
{
string line;
getline(fin, line);
string modified;
escapeHtml(line, modified);
cout << modified << endl;
}
}
return 0;
}
void escapeHtml(const string &src, string &modified)
{
modified.clear();
sregex_iterator last_it;
for (sregex_iterator it(src.begin(), src.end(), regex("[<>&\"]")); it != sregex_iterator(); it++)
{
modified += it->prefix().str();
string sub = (*it)[0].str();
switch (sub[0])
{
case '<': modified += "<"; break;
case '>': modified += ">"; break;
case '&': modified += "&"; break;
case '"': modified += """; break;
default: assert(0); break;
}
last_it = it;
}
modified += last_it == sregex_iterator() ? src : last_it->suffix().str();
}
Boost.Regex の regex_iterator を用いたテストです。よーするに、コマンドに指定したファイルの HTML エスケープ処理を施してコンソールに書き出すプログラムです。
上記のプログラムを test.cpp などのファイル名で保存し、そのまま Visual Studio 2008 コマンドプロンプト上で
cl test.cpp
とやってみましたが、これだけではコンパイルできませんでした。どうやら、 Visual Studio のオプションダイアログでヘッダーファイルやライブラリの参照先ディレクトリを設定しても、その設定が参照されるのは Visual Studio の IDE からビルドを実行した場合のみのようです。あるいは、環境変数 INCLUDE や LIB を設定してあげればこれでコンパイルできるのかも知れません。その辺はまた追々調べてみますが、最終的には .configure に --boost-prefix といったようなオプションを設ける、といった形の対応になるのではないかとも思います。
ちなみに、これと同等の (しかもより確実に動作する) プログラムを Perl で記述すると、以下の通りになります (この書き方はしかし Unix 風環境限定ですが)。
#!/usr/bin/perl -p
s/[<>&"]/'&'.{qw(< lt > gt & amp " quot)}->{$&}.';'/eg;
うあー、やっぱりスクリプト言語は便利だなー (汗。
egtra 様、ご指摘感謝です。仰る通り、 string::getline() を使った方がスマートなので、その通りに修正させて頂きました。